サーバ構築
近年のオープンソースへの関心から、PC UNIX (Linux, FreeBSDなど)の開発・普及に伴い、最新ハードウェアへの対応、機能の安定化が進んでいます。
企業でも Linux などへの対応により多くのコストが削減できることから導入が促進されています。誰もが気軽に常時接続環境を利用できることからウェブサービス、メールサービスを独自で展開することにより、よりユーザビリティーの高いシステムの構築が可能になります。
基幹サーバ
- ファイアウォール
社内ネットワークを外部ネットワークから保護。社内の特別なサーバをそのほかのネットワークから隔離するなど様々な用途にご利用いただけます。
- DNS サーバ
ウェブサーバやメールサーバを構築する場合に必要になる名前解決サーバ。社内からインターネットへアクセスする場合にネットワークアクセスを高速化することもできます。
- ルーター
複数のネットワークを適切に接続し、大規模ネットワークを構築します。トラフィックの分散、隔離によってネットワーク負荷の軽減、セキュリティー確保を行います。
- NAT サーバ
IPアドレスの枯渇に伴いIPv6などの技術が提供されていますが、いまだにグローバルIP利用コストは高価です。NAT技術を利用することで多くの端末からインターネットへの接続を可能にします。
- ファイルサーバ
複数人でPC作業を行う場合、そのデータ共有が課題になります。適切にアクセス権管理を行い、情報セキュリティーを考慮したファイルサーバを提供します。
- DHCP サーバ
管理対象PCが増加してもそのネットワーク管理コストを増加させないDHCPサービス提供を行います。管理対象PCを制限することで不当にIPアドレスを発行しない設計を行います。
業務サーバ
- DBサーバ
コンピュータは様々なデータを処理することで業務を遂行します。扱うデータをデータベース化し複数の人員で、また遠隔地からアクセスすることを可能にするのがデータベースサーバです。
- メールサーバ
電子メールはいまや業務を行う上で欠かすことができないシステムの一つです。より安全に電子メールデータを扱うためにメールサーバのインハウス化をお勧めします。
- ウェブサーバ
さまざまな情報の発信並びに社内連絡等のコミュニケーションツールとして、またウェブアプリケーションのフロントエンドとして、ウェブサーバは欠かすことができないシステムの一つです。
- プロキシサーバ
ネットワークの高速化が進む中、インターネットへの高速接続はいまだに高価なものです。限りある帯域に不要に負荷をかけないようにプロキシサーバの導入をお勧めします。
- ログ管理サーバ
サーバの運用にあたってシステムログ、アプリケーションログ管理は重要です。サーバ台数が増加するにしたがってその管理コストが増加しますが、全サーバから必要なログを収集するログサーバの導入によりそのコストを削減できます。
- パフォーマンス監視サーバ
システム運用を行う場合、各サーバが適切に動作しているかを把握する必要があります。いち早くサーバの障害を検知し、パフォーマンスモニタリングを行うことで将来的なサーバ拡張などの計画にパフォーマンス監視サーバの導入をお勧めします。