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FreeBSDサーバへのPHPインストール

FreeBSDシステムでは標準でPHPスクリプトを利用することができません。また、ウェブサーバ(apache)を導入した場合にも同様にPHPが標準では有効になっていません。ここでは、FreeBSDサーバにてPHPを動作させるための導入・設定方法をご紹介します。

インストール


FreeBSDでのアプリケーションインストールにはportsコレクションを利用するのが便利です。導入していない方はportsコレクションの導入から始めてください。また、portsコレクションは日々更新されています。最新のportsコレクションツリーへの更新も事前に作業してください。

portsコレクションを利用している場合、phpのインストールはmakeコマンドで簡単に行うことができます。2007/12/15現在のphp最新版は/usr/ports/lang/php5からインストールできます。
cd /usr/ports/lang/php5
make
make install
また、各種PHPアプリケーションを実行するために追加モジュールをインストールします。追加モジュールは/usr/ports/lang/php5-extensionsから一括してインストールすることができます。ここでは、OpenPNEや、Nucleusを利用するために以下のモジュールを導入します。
CTYPE DOM FILTER HASH ICONV
JSON MBSTRING MYSQL OPENSSL PCRE
PDO PDO_SQLITE PGSQL POSIX SESSION
SIMPLEXML SPL SQLITE TOKENIZER XML
XMLREADER XMLWRITER      

まずは、上記のモジュールをインストールするために設定を行います。
make config
本コマンドにより、インストールするモジュールを選択します。引き続き、下記コマンド発行によりモジュールを作成・インストールします。
make
make install

設定ファイル(php.ini)の編集


引き続き、php.ini の修正を行い、PHPの動作環境を整えます。当該ファイルは /usr/local/etc/php.ini-dist をコピーして /usr/local/etc/php.ini として利用します。
標準で設定されている以外に追加した項目は次の通りです。
default_charset = "UTF-8"
mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = UTF-8
mbstring.http_input = auto
mbstring.http_output = auto
mbstring.encoding_translation = Off
mbstring.detect_order = auto
mbstring.substitute_character = none
mbstring.func_overload = 0

Apacheの設定(httpd.conf)


ウェブサーバでPHPが利用できるようにhttpd.confに以下設定を追加します。設定を導入する個所については各自で判断してください。
AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-php-source .phps



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